The history of competitive ABCD story1:プロローグ | Free TCG terminal

The history of competitive ABCD story1:プロローグ


■たまには老人の小言にでも

やぁ、君は古い話が好きかい?

古い、古い時代の話。
僕は大好きだからちょっと付き合ってほしい。

題して、 The History of competitive ABCD。

日本語で言うとそうだな、ABCD大会史とでもしておこうか。

何回になるか分からない。2回かも知れないし、10回で完結かも。

それか、知ってる人は知ってる通り僕は飽きっぽいから1回で
終わっちゃうかもね。

それも途中で。でも、そんなことは今まで何回も起こってるから、
まぁ怒らずにいてほしい。

僕は昔、ABCDの大会を主催していた。

よく覚えていないんだけど、多分10回くらいじゃないかな。
その時々で何が起こって、どういう風に考えていたのか。

今だから言える competitive ABCD への思いを綴りたい。

僕はABCDから離れて久しいけど、たまには老人の小言に付き合えよ。

じゃぁ、始めよう。


■年表を創るとするならば

まずは年表でいうところの元号みたいな話から始めたい。
大きな区切りのこと。

FTTの大会史という判断でいけば、これは簡単にこんな感じ
にまとまると思う。

1)黎明期:七誌以前
2)拡大期:clock覇権
3)2リーグ制導入期:itachi革命
4)FTTでの運用終了後


プレイヤーの名前が付いていることに違和感がある?
それが、そうでもない。

大会は常にスタープレイヤーを生み出すし、
スタープレイヤーが中心になってることが少なくないんだよ。

ある一人のプレイヤーの出現が大会シーンを一変してしまう
ことはよくある。だから、これはきわめて正当だ。

例えば拡大期における clock というプレイヤーは気持ち悪いほど強かった。
僕、それに七誌さんという2名を加えた3名で上位を取るってのが
何回か続いたくらいね。

だから、 clock 氏が決勝で4敗し、damさんがリーグ戦の優勝を
したときには僕はこう思ったよ。「ああ、時代が変わったな」と。

そうそう、僕の comepetitive ABCD へのかかわりは自分が主催を
やめた時でほとんど終わってる。
だから、4)以降の話ってのはあんまり詳しく無いんだ。

ひで王政とか、だんぱ民主主義、29新興期とかいろいろありそうで
面白そうだけど、残念ながら僕は書けない。

誰か、他の人がこれを再現してくれることを願ってるよ。


■感謝と、お願い

そうそう、この原稿を書くにあたりABCDに関わる有象無象の
ボランティアの皆さんに感謝したい。

ABCDって面白くて、制作者 jxta 氏もボランティアなんだけど、
おんなじようにボランティアたちがいろいろなリソースを、
役に立つからという理由で提供している。

古くはABCD wiki、言うまでも無くリプレイツールに始まり、
ABCD wiki には過去の大会の成績をまとめてくれた人までいる。

後、大会の運営中は星取り表が成績報告の場になってたんだけど、
なんとこれ主催者である僕は1回も作ったことが無い

いつも誰かが、「俺がやったんだよ!」なんていうことなく
作ってくれた。ぐうたらな僕にはとてもうれしかった。とても感謝しています。

それに、多くのプレイヤーがブログを書いてくれているおかげで、
時間と暇さえあれば当時の様子を十分にうかがい知ることができる

おかげで僕は当時を思い出しながらこうして文章を書くことができるってわけ。


そして、そんな僕から1個お願いがある。

君がABCDを離れる時に、どうかブログを消さないでほしい。


とても価値があると思われながら、消されてしまうブログが多いんだよ。

例えばさっき名前の挙がった dam さん。
彼がなぜABCDを辞めてしまったのか僕は知らないけれども、今はもう
その理由もわからない。

例えば SpANKさん。
彼女のブログも過去のログはたどれなくなってしまっている。
(僕が受けたインタビューの記事も無くなったんだよね。なんてこった!)

もちろん、著作権は書いた人にあるけれども、
こうして後から読みたい人間もいるから、是非消す前に一回考えてほしい。


じゃぁ、第1回はこれで終わり

みなさん、しばらくさようなら。
いつになるかも分からない第2回まで。

Lazy,the olden witness